半導体レーザー励起KTP/YAGレーザー

 
 レーザーは通常光の発振(励起)源としてアークランプやフラッシュランプが使用されるが、発振(励起)源として半導体レーザーが使用される。このレーザーは軽量コンパクトで、効率がよくビーム質が良いなどの利点を持っている。
Nd:YAGの結晶に半導体レーザーを照射しKTP(KTiOPO4)の結晶で(変調第2高調波発生)したものである。太い径の血管の治療や、表皮のダメージを抑えての治療に役立つ。
半導体レーザー励起KTP/YAGレーザー写真
   
・波   長:532ナノメーター(連続波)
・有効な治療:毛細血管拡張症・酒さ など

◆Photo:半導体レーザー励起KTP/YAGレーザー治療装置
(IRIDERM社製 DioLite532)