国際医用レーザー情報センター
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日本医用レーザー研究所(JMLL)
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 色素(ダイ)レーザー

 
色素レーザーは色素を液体に溶かしたものを媒質としています。レーザー用色素にもいろいろありますので、可視光線から近赤外線までの範囲であらゆる波長のレーザー光線を出すことができます。また一つの色素でも発振波長をある程度変化させることができます。
 これまで治療が困難だった赤アザの治療用に開発されたもので、以前は主にアルゴンレーザーが使われていましたが、現在では特別な場合を除き、ほとんど色素レーザーにかわってきました。ここで紹介している色素レーザーは、照射時間2000分の1秒に調整されたパルスレーザーで、選択的に赤い色素(ヘモグロビン)に吸収され、皮膚や周囲の細胞にはほとんど影響を与えません。
色素(ダイ)レーザー 写真

・波   長:585ナノメーター、595ナノメーター(パルス波)
・治療の対象疾患:単純性血管腫(赤アザ)、毛細血管拡張症、
        ソバカス、シミ、ガンの光力学的療法等

◆写真:DYEレーザー治療装置(CANDELA社製 SPTL-1b)
 
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