国際医用レーザー情報センター
−Menu−
日本医用レーザー研究所(JMLL)
 沿革
 企業理念
 医用レーザーについて
 医用レーザーの安全性
 開発レーザー機器
 取扱レーザー機器
 レーザー関連論文

  ルビーレーザー

 1960年に、メイマン氏によって最初に発振されたレーザーです。可視光線領域(赤)のレーザーで、光の出ている時間はわずか1000分の1秒です。一瞬のうちにターゲットに熱量を送り込み異常のある部位を破壊します。メラニンに吸収されやすいため、黒アザの治療に用いられています。

・波   長:694.3ナノメーター(パルス波)
・治療の対象疾患:母斑細胞母斑、ほくろ、老人斑、扁平母斑、ソバカス、太田母斑等

 他にQスイッチルビーレーザーもあります。
Qスイッチをつけて、照射時間を1億分の1秒にすることで、治療後の仕上がりがさらに良好になりました。
◆写真:
A:大城式 大型ルビーレーザー治療装置(Korad社製 K2改良)
当時医療用レーザーは製造されていなかったため、大城が工業用のものをアメリカから購入し医療用に改造した器械です。この頃、国産大手レーザー機器メーカーのもっていた国内のチャンピオンデータを上回る高出力のものでした。

B:Q-スイッチ・ルビーレーザー治療装置(Spectrum社製 RD-1200)

 

 



ルビーレーザー 写真A
A
ルビーレーザー 写真B
B

取扱レーザー機器に戻る
無断転載禁止©JMLL - ご利用にあたって- お問い合わせ